人気ブログランキング | 話題のタグを見る

どんな時でも諦めてはいけませんね

昨日ケアマネジャーさんが、来てくださいました。
ケアマネさんは、先週末に「生きる」というテーマのフォーラムに行かれたらしく、その話から、夫が生きる選択をした話にもなりました。
ケアマネさんは、夫が気管切開や胃瘻をする前から、関わってくださっていて、私たち夫婦が一番辛かった時期を知ってくださっています。
その頃は、明日のことを考える余裕もなかったし、先のことを考えるのが怖かったです。
とにかく1日1日を無我夢中で過ごしていました。
「辛かった」と一言で片づけられないよねとケアマネさんは言ってくれていました。その頃を知っているだけに、今の夫は、色んな方との出会いや繋がりを大切に日々を過ごしていることをとても喜んでくださっています。
これまで辛いことはたくさんありましたが、やはり夫にとり気管切開の決断は最も悩み苦しんだと思います。
私は、夫のいない生活が考えられず、「どんな姿になっても生きていてほしい」「息子の成長を一緒に見守ってほしい」と夫に気管切開を勧めましたが、現実はとても厳しかったです。
毎日険しい顔して、元気な頃の夫とは全く変わってしまい、夢も希望もなくなりました。
正直、気管切開を勧めたことを後悔したこともありました。もし逆の立場なら自分も拒否したであろうことを勧めてしまったのですから。本当に辛かったです。
でも、人生どんな時でも諦めてはいけませんね。 だめもとで計画した夫の実家への帰省(外出のきっかけになりました)、先輩患者さんやパソコン環境を整えてサポートしてくださるHさんとの出会い、医療や介護で関わってくださっている方々、友人、親戚、フェイスブックで繋がった出会い、時間の経過とともに、たくさんのご縁ができ、今は多くの方々の温かさ、優しさをいっぱい感じながら生活しています。時には夫婦喧嘩もしますが、悲喜こもごも何でもありです。 辛い時でも希望は捨てずってことですね。
Commented at 2015-08-26 06:43 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by fukuroumama at 2015-08-26 14:04
鍵コメさまへ
何が正しいなんてないですよね。
人それぞれ環境や年齢等も違い、選択もそれぞれだと思います。今前向きに頑張られているので、希望をもって過ごしてほしいと思います。小さな喜びを探して、なるべく気持ちが楽になれますように!
by fukuroumama | 2015-08-25 19:20 | ALS | Comments(2)

夫のALS告知から20 年目!


by fukuroumama