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素敵な時間

今日知り合いの看護師Sさんが来てくださいました。
今勤務されている病院に何人かALS患者もいるらしく、出来るだけ多くの情報を患者さんに提供してサポートしたいとのことで、我が家にも話を聞きに来てくれました。
我が家の文字盤、パソコン機器、持続吸引器なども見ていただきました。
これまで夫が経験したこと、その時々の夫の気持ち、家族の気持ちなどもとても熱心に聞いてくださっていました。
三人で色んなお話をする中で、当地域でもALSの患者・家族が交流できる場があれば良いのにという話題にもなりました。
患者本人の外出はなかなか大変ですし、家族だけでもと思っても、ヘルパーさんの時間が長くないと参加できません。
私も地域で同じ患者(家族)同士の情報交換の場があればと時々思ったりしましたが、現実は難しいなと。
でも、何とか現実になれば良いのにねと三人で盛り上がりました。
今日来てくださったSさんは、3年前私が足の手術を受けるため、夫も入院せざるを得なくなり、その入院中にお世話になった看護師さんです。今は夫とフェイスブックでも繋がっています。
ALS患者の気持ちを理解し、その人その人に合ったサポートをしていきたいと熱い想いを話してくださるSさんの熱意が私の胸に響き、元気をいただきました。
3年前の入院がきっかけで、今もこうして繋がっていることに不思議な有難いご縁を感じます。
ちょうど3年前の今頃、私たち夫婦は別々の病院に入院中で、お互いに辛い思いもしましたが、それを機に新しい発見や新しい出会いがあり、今では辛かったことが、そのお蔭でと喜びに変わっています。
Sさん素敵な時間をありがとうございました。


by fukuroumama | 2015-11-13 21:57 | ALS | Comments(0)

夫のALS告知から20 年目!


by fukuroumama